ハッカ油とは、乾燥させたミントから作った植物油のことです。その使い道は様々で、最近では便利なハッカ油スプレーをおうちで自作して、楽しんでいる方が増えてきています。そこでこちらでは、ハッカ油の作り方や様々な効能についてご紹介していきます。
基本的な作り方
はじめに、ハッカ油の基本的な作り方はこちらになります!
材料
- 無水エタノール
- ハッカ油
- 精製水
- スプレー容器(ガラス製)
作り方
- 無水エタノールとハッカ油を混ぜ合わせる
- ガラス製のスプレー容器に混ぜ合わせた溶液を加える
- さらに精製水を加え、よく振ったら完成!
以上のようにハッカ油スプレーの作り方は、材料を揃えて混ぜ合わせるだけのとても簡単なものです。
※注意点
ハッカ油にはポリスチレンを溶かす作用があるので、ハッカ油スプレーを入れる容器には必ずガラス製や陶器製のものを選ぶようにしましょう。また、耐油性や耐アルコール性と表示されているものでも代用可能です。ガラス製のスプレーボトルは通販サイトで500円前後で購入することができます。近所で売っているお店が見つからないという方は、ぜひご利用になってみて下さい!
分量は用途によって変更する
ハッカ油は、使い道に合わせて濃度を変えることでより高い効果を得ることができます。そのため、欲しい効能によって適切なハッカ油の割合を確認してから作るようにしましょう。
ハッカ油の効果
以下にハッカ油の代表的な効果と、その分量をご紹介していきます。
消臭
- 無水エタノール 10mL
- ハッカ油 10滴
- 精製水90mL
虫よけ
- 無水エタノール 10mL
- ハッカ油 20~60滴
- 精製水 90mL
汗をおさえる
- 無水エタノール 10mL
- ハッカ油 10滴
- 精製水 90mL
掃除
- 無水エタノール 10mL
- ハッカ油 2、3滴
- 精製水 480mL
少量のクエン酸を加えるとなお効果的
基本的には無水エタノール:精製水を1:9の割合で用意し、そこに用途に合わせたハッカ油を適量加えるという形がベターです。もちろん前述のように、混ぜ合わせる順番にはご注意ください。
また、肌に直接使用したり、においを嗅いで清涼感を楽しむような使い方をする際には、ハッカ油の分量は多くても10滴程度が良いでしょう。虫よけなどに使用する際には多くてもかまいませんが、あまりにハッカ油の分量が多いハッカ油スプレーを室内で使用する場合は人体に影響がでかねませんので、お年寄りや小さいお子様のいるご家庭では特に、適量の範囲内を守るようにしましょう。適量内であれば、ご自分が快適に感じる、効果を得られる気がする分量に調節しても問題ありません!